美容室選びは、スマホやインターネットの普及によって近年大きく変わってきました。
ホットペッパービューティーや楽天ビューティなどビューティー系のサイトで気軽に美容室を探せる時代になりました。
そうしたネットの普及によって、差別化の難しい美容業界は、どうしても価格で比べられてしまう現状から抜け出せずにいます。
また、施術技術や接客サービスもスタイリストに依存していることが多く、スタッフの離職などで顧客を失うなど、経営は以前ほどカンタンではなくなりました。
そこで、スタッフやネット広告に頼らない集客方法を検討しなくてはなりません。
たしかに、ネット広告は新規顧客を呼び込むなどの呼び水的な効果は見込めるのは事実です。ですから、ネット広告そのものを否定するものではありません。
ただ、〇〇ビューティなどは、店舗ごとの集客ですから、複数店舗を経営している美容室などは、店舗数だけ費用がかかります。
また、前述したように価格競争に巻き込まれるリスクが高く、新規キャンペーンなどのお得な情報をセットで打ち出さないととうまくいきません。
美容室で重要なのは新規顧客がリピータになってくれることです。
費用をかけてネット広告で来店いただいたお客様をどうやってリピータに成長させるか?そうした課題に直面している美容室も多いのではないでしょうか?
得てしてネット広告のキャンペーンや割安感で来店されたユーザーは、なかなかリピーターになってもらって常連客として毎回来店されるまでになるにはいくつものハードルがあり、現実的に「赤字覚悟」でキャンペーンを打って集客しても、いつまでたっても利益が出ない状況に悩んでいる経営者も少なからずいらっしゃるようです。
実は昔から広告として絶対的に効果のあがる方法があります。それは店頭における看板を見直すことです。
いまや集客や売上アップ、利益の改善と言えば難しいことを考えがちですが、地域密着型ビジネスの美容室では、リアルな店舗における看板のあり方を見直すことで、集客を大幅に上げることができるのです。
美容室選びの視点から見れば、定期的にいく自分の美容室が生活圏内にあるのがベストははず。もっともリピーターに繋がりやすい「ロイヤルユーザー」だと思いませんか?
では、看板といっても、「美容室のロゴや名前をかっこよく見せたらいい」と言っているのではありません。
あなたの経営する美容室が、どんな差別化をしているのか?が重要なポイントです。
たとえば、どんなメニューが得意なのか、カラーにはどうこだわっているのか?カットへのこだわりは?
ネット広告では伝えきれないあなたの美容室の宣伝をするべきなのです。
ネット広告のように、他店との比較だけで考える必要はありません。
看板を見ているお客様は、なによりも「生活圏内」という他店にはないメリットがあるわけですから。
看板と言っても、最近はデジタルサイネージが主流となりつつあります。
デジタルサイネージの利点はいくつもありますが、特に美容室業界にとってのメリットを考えてみましょう。
<毎月新しい提案を>
生活圏内のお客様だから、時々内容を入替えて新鮮さを失わないことが大切です。
その点、コンテンツを手軽に入れ替えることのできるデジタルサイネージの利点が大きく活かせます。
<キャンペーンをタイムリーに発信>
来店はいつも一定で順調ですか?本来キャンペーンは「ふと来客がない時間」「いまならお得感」が大事。
デジタルサイネージなら、来店数に応じて店の多忙さに応じて瞬時にコンテンツを入れ替えることができます。
「いまなら頭皮マッサージが無料」
「いまなら予約なしでもすぐにカットできます」
「いまなら〇〇サービス中」
など、予め準備していたコンテンツならスマホで秒で更新できるのもデジタルならではです。
<複数店舗があるなら、もっと活用できる>
クラウド型のデジタルサイネージなら、複数店舗も一箇所で更新できます。
いかがでしたでしょうか?
デジタルサイネージなら、あまりコストをかけずに生活圏内のお客様を囲い込むことができます。
比較的安価に導入できるほか、運営次第ではとてもコスパの高い集客ツールです。
是非、お店の集客に、リピーターの獲得に「デジタルサイネージ」を検討してみてはいかがでしょうか?