モノをネーミングすることは、命を吹き込むようなもの。
赤ちゃんに名前をつけるときには、その子への親の願いが込められるのと同じです。
わたしたちは、2010年頃からデジタルサイネージを開発しいろんな経験をさせていただきました。
そうした中からデジタルサイネージにある想いが出てきたのです。
「だれでも使いやすく」
「もっと簡単に、便利に」
「もっと求めやすく」
そこでわたしたちは、これまで培ってきたノウハウを、自ら開発し、多くの人に使っていただくことでコストも抑制できないものかと考えました。
そうして生まれたのが「パネライズ」です。
今回は、わたしたちが「パネライズ」とネーミングした意味、そしてロゴに込めた想いをお話させていただければと思います。
Panelize(パネライズ)は、Panel(パネル)+ize(〜化する)と言う造語です。
わたしたちのサービスの基本である、伝えたい情報を即時にパネル化するという意味です。
伝えたいサービスや伝えたいメッセージを視覚化して、伝えたい人に見てもらう。
そうすることで、これまでにない新たな世界が広がっていけばという願いが込められています。
パネライズのロゴを見てお気づきの方がいらっしゃるかもしれません。
PANELIZEの頭文字「P」をモチーフにしたロゴを象る長方形のアスペクト比(矩形における長辺と短辺の比率)は、16:9とデジタルサイネージで最も普及しているアスペクト比と同じです。
パネライズのロゴは、この16:9の長方形をベースに、縦にしても横にしても使えることや、複数のパネルの制御が可能なことを表現しています。
デジタルサイネージといえば、従来のアナログな紙やポスターと比べると冷たいイメージを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、なんとなく電力で動作する装置なのでエコロジーじゃないと思っている方もあります。
でも、実際にデジタルサイネージは、印刷物のポスターよりもエコなのです。印刷物は電力を使った大きな機械で紙やインクを消費して作られているのです。
また、その出来上がったポスターも、トラックや運搬器具を使って運ばれてくるのです。
ディスプレイは、年々省電力化していますし、複数のコンテンツを切り替えて利用できますし、時間帯に合わせてコンテンツを入れ替えることもできます。
わたしたちは、このことを知っていただきたくエコカラーのグリーンをブランドカラーにいたしました。
また、デジタルの初期に見られたブラウン管のモニターが、黒画面にグリーンカラーだったことも、デジタルの普及が人々を豊かに幸せにしてくれるという願いを込めてグリーンを採用しました。
いかがでしたでしょうか?
パネライズを気に入っていただけましたでしょうか?
ブランドとは、わたしたちが作るものではなく利用いただいた皆様が作り上げてくださるもの。今回はわたしたちからの一方的な想いだけをお伝えしました。
わたしたちは「パネライズ」が皆様から愛されるサービスになるために今後も開発を進めていきます。
どうぞご期待ください。