デジタルサイネージの問題点とは

デジタルサイネージの様々なサイトで良い点はよく語られますが、今回は問題点について業者側の視点で考えていきます。 先進的で、カッコいいデジタルサイネージですが、しっかり考えないと大きな落とし穴が、、、!!安心して、使っていただく為に弊社なりに起こりそうな問題点をご紹介します。

 

電源確保やネット環境への接続

 

デジタルサイネージは機械ですので、100Vコンセントの確保が必要になります。意外と多いのが、使用したい場所でコンセントが意外と近くにないといった問題が起こることがあります。

特に建物入口付近で使用したい場合、コンセントが無いことが多々あります。壁などにコンセント増設をするには、電気工事士2種の国家資格が必要となり素人では法律上禁止されています。

そういった場合は、延長コードを使って頂いて使用することになります。もし、扉越しで電源を持っていきたい場合は、下記のような薄型延長コードがございます。

ただ、気を付けて頂きたいのが延長コードを多用してタコ足配線にならない様にしてくださいね。火災の原因になる場合がございます。

コンセント1つで使用できるのが『1500Wまで』ですので、その範囲内でのご使用を厳守してください。ちなみにデジタルサイネージの消費電力は屋内モデルだとおおよそ120W〜150W程度です。

電力消費が大きそうに思われますが、意外と省エネなのです。(※使用環境や製品によって異なります)

フラットコード

https://flat-cord.com/index.html#aboutus

 

 

電源が確保出来た後に起こる問題は、ネット環境への接続です。弊社PANELIZE製品はWi-Fi環境があれば、使用することが出来ますが、まだまだWi-Fi環境が整えられていない店舗様が多いのが現状です。

デジタルサイネージの為にWi-Fi環境を整備すると考えるとハードルが高く感じられますが、今後は電子決済システムやIoT製品の普及が更に進んでいくでしょう。そうなれば、必然的にWi-Fi環境が必要になりますので店舗管理の一貫として整備してみても良いかもしれません。

 

導入コストが紙のポスターより大きい

まず、ディスプレイを一括購入した場合は、導入コストの負担が紙のポスターと比べて大きくなります。現在、デジタルサイネージ市場でメインサイズである43インチディスプレイですと、大体が20万円前後します。

用紙サイズではA1ポスターが大体同じサイズになり、印刷コストとしては2,000円前後が平均的な価格です。ですので、A1ポスターですと100枚分のコスト費用になります。

印刷代が、デジタルサイネージの導入コストと同等になるまでの期間としては月に2枚印刷を行うとすると、4年ほどで同じコストになります。

ポスターの入れ替えをあまりしない店舗や企業では、コスト回収という面では厳しいでしょう。

導入コストで見るとどうしても高く感じてしまいますが、デジタルサイネージで複数枚のポスターを一箇所に集約することが出来ます。また、紙のポスターでは輸送コストや張替えの為の人的コストが掛かりますが、

クラウド型デジタルサイネージであれば、遠隔操作でコンテンツの切替を行うことが出来ます。ですので、導入コスト以外の部分ではむしろ経費削減に繋がります。そのような複合的なコスト面で見る必要があります。

 

デジタルサイネージはあくまで表現手段

デジタルサイネージは画像や動画を流す為の機械でしかありません。それよりも重要なのが、表示するコンテンツなのです。

デジタルサイネージでは、画像のみならず動画を流すことが出来ます。通常のポスター場合でも、ポスターの文字を動かす表現をした動画や画像同士をスライドショーのように表示出来るので、紙のポスターでは出来なかった表現の仕方が可能です。紙のポスター画像をそのまま流用して使用するのも良いでしょう。

ですが、デジタルサイネージはもっと様々な可能性があります。

スケジュール機能を使用して、TPO(時間、場所、場合)に合わせたコンテンツの切替をする。一枚のポスターに記載していた内容を分割してスライドショー形式にして、見やすく分かりやすくするなどの工夫が必要です。

デジタルサイネージでは、コンテンツに動きを持たせることで強制的に視線を集めさせることが出来ます。どのように動きを出すかや、コンテンツをどうするかを考えて行かなかればなりません。

どんなにディスプレイが大きくて4K対応していたとしても、お客様が見ているのはコンテンツです。コンテンツをどのように表現するのかが、重要になってきます。

 

 

起こりそうな問題点を認識した上で、上手く活用しよう

デジタルサイネージで起こりそうな問題点は以上となります。いかがでしたでしょうか。

たまに、『デジタルサイネージを設置しても売上効果なし』との意見があったりしますが、その通りだと弊社も思っております。機械を置いたからといって、売上効果に繋がる訳ではございません。

デジタルサイネージを導入して、どういった事に活用したいのかがポイントになります。活用方法にイメージを膨らませてから導入に向けてスタートを切りましょう。

では、ある程度イメージが出来たとしても、デジタルサイネージを導入しようとすると、コストが大きく掛かってきてしまいますよね。

ご安心ください。弊社PANELIZEでは、導入コストを抑えたプランをご用意しております。

STB内蔵型43インチディスプレイですと、月額13,800円(税込)利用出来るプランでご用意。デジタルサイネージを始めてみたいという方を応援した価格設定となっております。

https://panelize.jp/store/

また導入していただいた場合、諄い説明になりますがなによりコンテンツが重要となります。弊社PANELIZEでは、コンテンツ制作も可能ですので、デジタルサイネージの運用方法も含めてお気軽にご相談ください。

https://panelize.jp/contact/

 

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